芦花公園駅から風情ある千歳通りを歩き、五分ほどのところにある「世田谷文学館」で今、精霊の守り人展が開催されています。
展示では上橋菜穂子さんがどのようにファンタジーの世界を創作するか、その深みと覚悟を垣間見れ、とても勉強になりました。
写真はNHKドラマの登場人物の衣装です。
会場に上橋さんがいらっしゃって(とっても素敵な方でした!)、お話しは出来ませんでしたが、
お目にかかれとても光栄でした!
精霊の守り人にはタンダやトロガイという呪術医が登場しますが、どこか鍼灸師との共通点を感じます。
読んでいて不思議と共感する部分があるのです。
鍼灸は自然と心身のあいだのバランスを取る医学です。
治療家には人間が自然とともに「生きる」ことを見つめる深い哲学が必要ではないか、と改めて考えさせられる展示でした。