毎日、いやになるほど暑いですね。
梅雨はいずこへ?? 水不足も心配です。
雨が続くと、部屋のなかが暗くどんよりして
気持ちも一緒にどんよりしますが
一年に一度の梅雨の時期にひたすらどんよりした気分になるのも、メンタリティにとっては必要なのではないか?と思うときがあります。
空が明るいと、なかなか読書しよう、とか映画でもみるか、という気持ちになれません。心のなかまで乾いてしまいそうです。
梅雨に暗くなれなかった分、一年のなかのどこかでものすごく暗くなりたくなってしまうのでは??と
冗談半分に危惧しているこの頃です(^_^)
さて夏に「暑」の影響を受けるとどうなるかというと・・・
イライラに振り回されたり、汗がだらだら流れて止まらない
汗と一緒に気力まで体外へ出て疲れきってしまう、
体の熱がとれなくて頭痛がしたり、眠れなくなったり、
口の渇きや火照りが気になる、乾燥性の便秘、
クーラー冷えなどのトラブルが出やすいです。
今年は夏バテ防止に、梅雨ごろから紫蘇ジュース作りを実践しています。
上にあげたような様々な夏症状をやわらげてくれますよ。
プレーンの作り方では少し効果を物足りなく感じ、最近は生薬などもプラスして
かなりいい塩梅に作れるようになってきたと思います。
飲んでいると、大分、楽です。
適当なレシピなので、皆様も適当に参考になさって、自分にぴったりのレシピを編みだしてください♪
<紫蘇ジュース>
・材料:赤ジソ 1束(茎ごと使います)
黒砂糖 250㌘
水 2L~2.5L
酢 1カップ
レモン汁 お好みで50ccほど
・生薬:生姜 1かけ/棗 5個
クコ 10㌘/黄耆 10㌘
1.赤紫蘇は茎から葉をはずして別々にきれいに洗う
2.水に赤ジソ、茎を入れて火にかける。沸騰後10~15分煮る。
3.葉と茎は取り除き、黒砂糖、酢、生薬を入れて20分ほど煮詰める。
4.生薬類をこしてから、レモン汁を入れる
以上は私のオリジナルレシピです。
とっても簡単です。濃縮タイプなので炭酸水や水で割って飲んでください。
体の気を巡らせて潤し、渇きと熱を取り、食欲不振、イライラなどにとてもいいです。
茎も煮ると、色がこく、あくも強いですが
黒砂糖もあくが強いのでバランスがいいです。
紫蘇の茎の効用はちょっと分かりませんが、葉とは違う効能が多分あると思います。
(おそらく体を温める効果が葉より強い、という程度の違いだと思います・・・)
クコ・棗は中華食材店で、黄耆は漢方薬局で100㌘くらいから分けて
もらえます。手に入りにくいものもあるので、生薬類はあるものだけでいいでしょう。
最近は金針菜や陳皮も実験的に加えていますが、香りがよくなって私は好きです。
黄耆と棗は、この2つを煮出して作るお茶があって、これは体表の気をしっかりさせ
汗の漏れをとめ、疲労を回復させて体を元気にしてくれます
花粉症対策にこのお茶を飲む方は多いそうです。
レシピはクックパッドなどでみるものよりも多分、お酢が多めで、砂糖はかなり少なめです。
色々の分量は私の体質に合わせたものなので、皆様、自分が美味しいと感じるオリジナルレシピを
発明していただきたいと思います☆